推進ジャッキ(その1)

推進工事で必ず使用する機器が推進ジャッキです。”ジャッキ”とか”元押(もとおし)”と呼ばれています。現場に行き始めた頃は、ジャッキのシリンダー部が前方に伸びてヒューム管を押し込む動作に驚いていましたが、昨今は多段伸元押ジャッキでスイスイ工事が進んで、直線施工しかなっかったのが、複数の曲線まで施工されています。推進ジャッキは真っ直ぐしか押し出さないのに不思議ですね。写真は昔からある単ジャッキです。現在は刃口推進では使用されているでしょう。ヒューム管を押すために、この推進ジャッキを上下左右に2本~10本(偶数本)を配置し、またこれらのジャッキは、1本で150t(トン)や200tという推進方向に押す力を発生させます。

Follow Me!

技術

前の記事

刃口推進(その2)
技術

次の記事

推進ジャッキ(その2)